Florilège
Florilègeとは、美しい華のような詩から織りなされた一冊の詩集です。
そこには、温かな人の心から紡がれた詩がつまっています。
生産者たちと、その食材と真摯に向き合う料理人たちの素材へ対する敬意と情熱、
そして私を支えてくれている多くの方の温かな心がひとつのレストランに集まりました。
Florilège第二章は、レストランでの食体験を通じてお客様に「幸せ」を感じて頂きたいという思いで始まりました。
ゆっくりと噛みしめて頂き、ひとりひとりの新たなファクターとなるような、そんな何かを伝えたいと。
食材のバックグラウンドや風景、季節の移ろい、大切に育まれてきた日本の食文化といったおおもとから食体験してもらうべく、
それぞれのお皿に込めた11の「思い」を料理人自らお客様のもとまでお届けします。
既存の枠組みを超え様々な調理技術を駆使し、日本の美を奏でる器の上に多くの人の手から、
あるいは壮大な自然から生まれた素材そのものの美味しさを表現してまいります。
「美味しい」の先にある「思い」まで召し上がって、幸せを感じて頂けますように。