「ゲノム編集」食品、規制緩和 市場投入を後押し 英

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イギリスの国旗と国会議事堂＝２０１９年３月、ロンドン（ＥＰＡ時事）

英政府は29日、品種改良などで遺伝子を効率よく改変する「ゲノム編集」技術を活用した食品に課している規制を緩和すると発表した。 リスクより食料安全保障などの面でメリットが大きいとして、ゲノム編集食品の市場投入を後押しする。2020年末に欧州連合（EU）から完全離脱したのを機に方針転換した。 ゲノム編集では、栄養価や気候変動への耐性を高めた農作物などを短期間、低コストで開発できるため、米国や日本、中国など世界各地で商品化に向けた競争が激しくなっている。