絶対に避けるべきプロテインパウダーの「6つの見分け方」

ソース: Women’s Health / 画像: Getty Images /著者: Jessica Migala Translation: Ai Igamoto

Oscar Wong/Getty Images

ワークアウト前の燃料補給や移動中のスナックにプロテインパウダーを使ってる人もいるのでは? でも、それが良いか悪いかはパウダーの種類によるかも。だってヘルシーな飲み物と、恐ろしい添加物や人工甘味料がいっぱいのシェイクとでは、全然話が違うから。今回は避けてほしいプロテインパウダーの特徴についてご紹介。

Jordan Beal/EyeEm/Getty Images

「体のためにプロテインパウダーを使うなら、不健康な成分が使われたパウダーは避けた方がいいですね」と話すのは、公認管理栄養士のミーガン・ウェア。
あなたもパウダーを探しているなら、避けるべきプロテインパウダーのポイントを抑えておいて。

©fitopardo/Getty Images

1.人工甘味料が使われているもの

スクラロースなどの人工甘味料で味がごまかされたプロテインパウダーは多いけれど、ウェアいわく人工甘味料は「本末転倒の結果」を招くので絶対に避けてほしいという。


体は甘さを感じると、カロリーや糖質が入ってくると思い込むそう。その期待が満たされないと、体はもっと甘い物を欲しがり始める。こうなると、健康のために飲んでいるプロテインシェイクのせいで、いつの間にかクッキーが手放せなくなってしまう。甘いプロテインパウダーが欲しいなら、ステビア抽出物(植物性のノンカロリー甘味料)が使われたものを選ぶといいようだ。

Getty Images

2.カラギーナンが入っているもの

海藻由来のカラギーナンは一見無害。それでもウェアに言わせると、プロテインパウダーに使われるべきではない。「カラギーナンは単なる安価な重量剤です」。カラギーナンが入っていたら、その商品は間違いなく低品質だという。

植物性のプロテインパウダー(ホエイは動物性)にも、エンドウ豆、ヘンプ、大豆などオプションは豊富にあるので心配無用。

Burcu Atalay Tankut/Getty Images

3.固形コーンシロップが入っているもの

固形コーンシロップは糖の一種。でも、この名前にはハロー効果がある(糖という言葉が使われていないせいで無害に思える)から厄介。フルーツに含まれる果糖も他の糖より体に良いと思われがち。「でも、フルクトースはフルーツではありません」とウェアは注意を呼びかける。原材料がグラスフェッドのホエイプロテインだけのものなど、添加糖類不使用のプロテインパウダーが理想的という。

Yulia Lisitsa/Getty Images

4.人工香料が使われているもの

人工香料の何が問題なのだろう。米国公益科学センターによると、メーカーは人工および天然香料の正体を徹底的に隠しており、成分表に記載する義務もないという。


人工香料はジャンクフードにも使われているので、それが使われているプロテインパウダーはミルクシェイクと同じくらいアンヘルシー。

iprogressman/Getty Images

5.発音できない添加物が入っているもの

パッケージに記載された成分が全部読めなければ、おすすめしないようだ。ウェアも「自分の知らない成分を口に入れてはいけません」と警笛を鳴らす。ビタミンやミネラルを含んでいるパウダーもあるので、“ミックストコフェロール”(ビタミンE)などの成分を見ても驚かないで。見慣れない文字は調べよう。

Amarita/Getty Images

6.タンパク質が十分に含まれていないもの

ウェアによると、ワークアウト後のプロテインシェイクには28~30gのタンパク質が入っているべきという。それ以上は筋肉が吸収できないからだ。植物性のプロテインパウダーは、タンパク質の含有量が15~20gとやや低め。その場合には、豆乳、牛乳、ナッツバターで不足分を補おう。